誰が私たちをキリストの愛から離れさせるのか?
Who Can Separate Us
from the Love of Christ?
June 19, 2014
イエスからの言葉
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わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、高いものも深いものも、その他どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのである。―ローマ8:38-39
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苦難やテストや試練、悲嘆や苦しみや失望は、多くの原因や理由から生じるが、それがなぜ、どんな理由で起こったかにかかわらず、あなたは神を愛する者には万事が共に働いて益となると信じて、安心することができる。あなたが愛しているがゆえに、わたしはこれらの試練すらも、祝福に変えることができる。
もしあなたが、今日という日や今という瞬間、今感じている苦痛の先にあるものを、わたしが見るように見ることができたなら、誰かを失い、心痛を味わい、激しい誘惑や試みに遭うこの時期が、やがてあなたにとって祝福となるのだということが、よりよく理解できることだろう。
理解に至るための秘訣や鍵は、「やがて」という言葉にある。わたしの手があなたの人生に置かれていて、万事は共に働いて益となると信仰によって信じるなら、やがて時が来れば、あなたはその信仰によって信じている通りに、理解し見えるようになり、それはあなたの人生において現実となるだろう。
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わたしから遠く離れていると感じて、思い煩ってはいけない。わたしは常にあなたの近くにいる。静かに座して、わが霊の声を聞きなさい。あなたを悩ませている物事について、わたしが心に語ってあげよう。
あなたが何をするか、あるいはしないかにかかわらず、わたしはあなたを愛している。この地上には、あなたをわたしの愛から離れさせるものなど何一つない。生も死も天使も、支配者も、現在のものも将来のものも、高いものも深いものも、その他どんな被造物もだ。あなたへのわたしの愛は永遠に続く。それは今日ここにあって、明日はなくなってしまうようなものではない。また愛する日もあれば、愛さない日もあるというのでもない。あなたへのわたしの愛は、今から永遠に至るまで朽ちることなく、変わることもない。
あなたがどう感じるかは、関係ない。わたしを近しく感じようと、疎遠に感じようと、またわたしが近くに、あるいは遠くにいるように感じようとだ。わたしは決してあなたを離れず、あなたを捨てない。わたしは砕けた悔いた心に宿るのと同様、わが民の賛美の内にも宿る。実は、あなたのもとに来てその心に宿るほど、深くあなたを愛している。あなたと共に、あなたの内に宿りたいと願うほどに。
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ひたすらに戦い続けている限り、あなたの信仰がなくなることはない。最後まで賛美し、信頼し、しがみつき続けなさい! 嵐の後には虹が出るから。より大いなる塗油が、より大いなる知恵が与えられ、あなたの痛みは治まり、より晴れやかな日が訪れるだろう。
だからしがみつき、信頼し、戦い続けなさい。たとえ力尽き、すっかり空っぽで消耗しきって、自分は役に立たないように感じてもだ。あまりにもひどい罪を犯してしまい、自分が滅茶苦茶で絶望的な状態だと感じる時、そのような思いに抵抗し、ただ信仰とわたしの約束にしがみつき続けなさい。
わたしの力はあなたを救い、いやし、解放するためにそこにある。だから、戦い続けなさい! あきらめてはならない! 夜がどんなに暗くても、戦いがどんなに困難でも、将来の見通しがどんなに絶望的でも、わたしがあなたを愛しており、決してあなたを離れたり見捨てたりしないと知りなさい。勝利はすぐそこにあり、戦うだけの価値がある! あきらめないでしがみつくなら、失望させられることはないだろう!
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そんなにも自分につらく当たってはいけない。わたしはあなたの過ちからでさえ、良いものを生じさせることができる。あなたの限りある思いは、過去を振り返って、今では悔いている決断を、取り消したいと切望している。これは時間と活力の無駄で、落胆につながるだけだ。過去にこだわってもがき苦しむのはやめて、その過ちをわたしに向かって解き放ちなさい。信頼をもってわたしを仰ぎ、わたしの無限の創造力が、良い決断からも悪い決断からも、美しい模様を織り成すことを期待しなさい。
あなたは人であるがゆえに、これからも過ちを犯し続けるだろう。過ちのない人生を送るべきだと考えるのは、プライドの兆候だ。あなたの失敗は祝福の源であり、それはあなたを謙虚にし、他の人の弱さに共感できるようにする。そして何よりもいいことに、失敗はあなたがわたしに頼っていることを明らかにしてくれる。わたしはあなたの過ちという泥沼から、美しさをもたらすことができる。わたしに信頼し、わたしが何をするか、待って見ていなさい。[1]
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もう一歩も進めないと感じる時は、わたしの言葉に向き直りなさい。それを目の前にかざし、心に吸収し、それについて考え、瞑想し、自分自身をそれで満たしなさい。来たるべき日々には、わたしの言葉と霊があなたを支えるだろう。
将来を恐れて、どうやったら無事にやり遂げられるのだろうと思い煩ってはならない。わたしはあなたを助け、支えると約束するからだ。この時はほんのしばらくしか続かない。あなたは耐えられないような試練に遭うことはなく、すぐに鷲の翼で高く舞い上がるだろう。あなたはじきに、走っても疲れることなく、歩いても弱ることがなくなる。あなたの主なる神であるわたしは、あなたの期待を裏切ったり、助けが必要な時に見捨てたりしないからだ。
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しかし、わたしは主を仰ぎ見、わが救の神を待つ。わが神はわたしの願いを聞かれる。-ミカ7:7
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あなたを試みるために降りかかって来る火のような試練を驚きあやしむことなく、むしろわたしがあなたを、用いるにふさわしい器と見なしていることを知って、喜びなさい。それは誉れ高き器であり、わたしはそれを通して、わが愛と平安と慰めを注ぎ出したいと望んでいる。
あなたの信仰の創始者であり、完成者であるわたしを見なさい。今の状況や周りの環境を、ましてやそれに伴う試練や戦いを見てはならない。ただわたしがあなたの信仰の創始者であり完成者であることを知り、約束したことは必ず守ると信じつつ、わたしに目を留め続けなければならない。わたしはあなたに、しがみつくことのできる数多くの尊い約束を与えた。あなた個人に宛てたものだけではなく、あらゆる時代を通じて与えてきた約束を。それらは決して変わらず、滅びることのないわたしの言葉である。
わたしがあなたを導き、あなたが穴に落ちたり、岩に足をぶつけたりしないように守ると信頼しなさい。わたしは良い羊飼いで、あなたを愛しているからだ。人知をはるかに越えたわたしの平安を、あなたに与えよう。
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ゲツセマネのようなつらい経験は、突破口にもなり得る。それは死ではなく、新たな始まりへと続く入り口なのだ。最後の審判において、すべての人がわたしの前にひとりで立たなければならないように、この人生においても、試練のさなかにあって、物事を振り返り、わたしにしっかりとつかまり、わたしの顔を仰ぐために、わたしの前に立たなければならない時がある。他の人の信仰や愛ではなく、わたしの愛にあってのみ休むために。
あなたはわたしの愛しい人であり、わたしは大いなる愛であなたを愛している! あなたに深い気遣いや、憐れみを感じている。あなたのすべての思いを知っている。あなたのすべての気持ちを感じ、すべての悲しみや悲嘆や心の苦しみが、まるで自分のものでもあるかのように、わたしの心に触れる。
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わたしのヒマワリを見なさい。その顔はわたしを仰ぎ、わが陽光の暖かさを受け取り、わが愛や陽光や暖かさを、他の人々に反射させる。自分の目には取るに足りない存在のように感じるかもしれないが、あなたはわが愛の感触と、わが霊の実によって祝福されている。
何もかもが申し分なくあなたの望み通りというわけではない時にも、すべてはわたしの手の内にある。恐れてはならない、わたしの大切な花よ、わたしがあなたを守るから。あなたをこの手で包んで、どんな害も及ばないようにする。わたしが守っているから、強風があなたに吹き付けることはない。あなたの顔をわが愛の陽光に向けなさい。他の人に反射させることができるよう、わたしの暖かさと愛を受け取りなさい。そうすればわたしの愛で輝いて、それを他の人々にも伝えることができるだろう。
陽光に目を向けている限り、あなたは光を吸収する。わたしの方を向いて、絶えずわたしを信頼し、わたしが主導権を握っていることを知るなら、平安と満足が得られるだろう。たとえ周りの状況が、何もかも順調に行っているようには見えなくてもだ。今の状況に多少気に入らないところがあったとしても、わたしを見上げるなら平安を得る。わたしのヒマワリよ、わたしは平安の与え手であり、あなたにそれを与えるからだ。
特に記載がない場合、初版は1997年。2014年6月に改訂・再版。
読み:ジョン・マーク。音楽:マイケル・ドーリー。
1 Sarah Young, Jesus Calling (Nashville: Thomas Nelson, 2010).