新たな恵み
Renewed Mercies
February 5, 2014
イエスからの言葉
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主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。これは朝ごとに新しく、あなたの真実は大きい。わが魂は言う、「主はわたしの受くべき分である、それゆえ、わたしは彼を待ち望む」と。主はおのれを待ち望む者と、おのれを尋ね求める者にむかって恵みふかい。主の救を静かに待ち望むことは、良いことである。 —哀歌 3:22–26
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愛する人よ、あなたのことをどれほど愛していることか。どれほどこの胸元にしっかりと抱きたいことか。あなたは小さなバラのようで、その芳香はわたしのところまで昇って来る。わたしはこの甘美な芳香を大切な贈り物として喜んで受け取る。それは苦しみの結果生まれ、露のような涙で飾られているが、露の一粒一粒が虹の栄光に輝く。
露のしずくは溶け落ちてバラの一部となり、バラの美しさを引き立てる。そのバラはダイヤモンドのようにきらめくだろう。これらの痛みや苦しみや孤独というしずくは、とても尊く高価な宝石となり、このバラを一層引き立たせる。
わたしにこれらのしずくをぬぐい去ってほしくはないだろう? わたしはまたたく間にこれらの涙をぬぐい去ることもできるが、そうするとダイヤモンドは失われてしまう。だからこれらのしずくを大事にしておくれ。痛みから来るうずきや、悲嘆や孤独な時はどれも、わたしのバラであるあなたの美しさを引き立てるダイヤモンドが造られているということだ。
あなたのために朝が来て、露のしずくはすべて溶け去り、あなたの上に太陽の光が降り注ぐだろう。朝を待ちなさい。日が昇り、山々の上を徐々に照らして行くのを待ちなさい。太陽など現れないと思える時に、突然現れるから。あなたの夜明けは栄光に満ちて明るく、夜の涙はすべて消え去る。ただ、消え去った後にも、孤独の中であなたがわたしを捜して見いだした時、わたしたちの特別なきずなができた時の報酬である、露のしずくというかけがえのない真珠のコレクションとして大切にされる。
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人生があなたの期待や望みや予測とは違う方向に行ってしまったら、わたしに目を向けなさい。わたしはこの人生という荒れる海の中であなたを安定させる錨である。わたしにしっかりつなぎ止められていなければ、あなたは漂流し、激しく揺さぶられるだろう。
わたしに目を留めなさい。そうすれば、あなたが必要とし、欲しがっている心の安らぎや満足感、愛を注いであげよう。
今経験しているこれらのことで、あなたは少し身を低められたように感じている。だがこれらを使ってわたしに近づくなら、これらの経験のおかげであなたが謙虚になり、砕かれ、わたしの助けを呼び求めるようになるなら、また悩みの時や困った時にわたしを求め、わたしの言葉の内に答えを捜し、わたしにあって強められることを求めるなら、これらの「悪い」ことからさえも、ありとあらゆる良いものが生じるのがわかるだろう。
あなたはこれらのことを失敗と見なすが、わたしは、あなたをわたしに近づけるための踏み石と見なす。これらによって、わたしのもとに来るようにしなさい。さもないと、無駄になってしまう。これから学びなさい。だが何よりも、わたしの元に来て、わたしの言葉にある休息と安らぎと答えを見つけることを学びなさい。わたしとつながりを持ちなさい。そうすれば、堅く立ち、確信を持つための力、苦難に耐え抜く力を見いだすだろう。その力はわたしの言葉を通して、わたしから来る。
あなたの人生において、わたしの言葉に取って代われる人も、場所も、物も一切ない。わたしの言葉を通して、あなたは新しくより大いなる方法でわたしを知るようになる。だから試練の時、混乱の時、疑問がある時は、わたしの言葉の中でわたしを探しなさい。わたしの言葉をあなたの内に豊かに宿らせ、わたしの言葉に満たされなさい。疑問に答えてもらい、疑いを解消してもらいなさい。恐れをなだめてもらいなさい。清め、強め、活力を与えてくれるわたしの言葉の貯水池の中で、あなたの体験や苛立ちや恐れや失敗などをすべて洗い清めてもらいなさい。
すべて重荷を追うて苦労している者はわたしのもとに来なさい。休息を与えよう。安らぎを与えよう。わたしの言葉を通して理解を与えよう。これは、あなたを導き、手引きし、力づける父なる神の声となる。これらをなおざりにしてはならない、あなたの魂の食物なのだから。
わたしの言葉の貯水池の中にこそ、あなたが求める答えや、望んでいる清めやすがすがしさ、探し求めている愛や、ほしがっている霊と人格の強さを見いだすだろう。わたしの言葉の貯水池は安らぎと満足、すがすがしさと知恵と愛の源であり、これはすべてあなたのためにある。
あなたが心と人生と思いとをわたしの愛と言葉に対して開くなら、わたしの言葉の冷たく、さわやかな水があなたの内を流れ、あなたを清め、満たし、活気づけることだろう。
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いちじくの木は花咲かず、
ぶどうの木は実らず、
オリブの木の産はむなしくなり、
田畑は食物を生ぜず、
おりには羊が絶え、
牛舎には牛がいなくなる。
しかし、わたしは主によって楽しみ、
わが救の神によって喜ぶ。
主なる神はわたしの力であって、
わたしの足を雌じかの足のようにし、
わたしに高い所を歩ませられる。
—ハバクク 3:17–19
あなたは山のような問題の重圧で意気消沈している。大きな問題もあれば小さな問題もあり、それらはますますあなたの関心を要求しているように思える。しかし、そのような要求に屈してはいけない。人生の困難があなたを取り巻いている時には、わたしとの充実した時間を過ごすことで、解放されなさい。あなたは全能で栄光あるわたしが誰であるかを思い出さなければならない。それから謙遜になって祈りと嘆願をわたしのもとに携えなさい。わたしの存在の光の中で見るとき、あなたの問題は色褪せるだろう。逆境の最中にあるときにでも、あなたの救い主であるわたしの内にあって喜びにあふれることができる。あなたの力であるわたしに寄り頼みなさい。わたしはあなたの足を鹿の足のように感じさせ、高い所を歩めるようにする。[1]
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わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。その切なる願い、願望、重荷を感じ取った。わたしの右腕は常にあなたの頭の下にあって、あなたを支え、強め、わたしの胸元に近づけようとする。そうやって、あなたが慰めと休息を見いだし、新たにされ、充電され、癒やされるようにだ。
愛しい人よ、愛している。あなたはわたしの心のすぐそばにいる。あなたが今味わっていることも、今まで味わってきたことも、すべて見ているし、知っている。もう耐えられないと思った時にも、喜んで行う態度や感謝の気持ちを持っていたことを喜んでいる。そのような時でも、わたしはいつもあなたがやり抜くのを助けてきたし、これからもそうしよう。
特に記載がない場合、初版は1997年 2014年2月に一部変更、再版
朗読:サイモン・ピーターソン 音楽:マイケル・ドーリー
1 Sarah Young, Jesus Calling (Nashville: Thomas Nelson, 2010).