イエスからの言葉

前におかれている望みを捕えようとして世をのがれてきたわたしたちが、力強い励ましを受けるためである。この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ「幕の内」にはいり行かせるものである。－ヘブル 6:18-19

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あなたのためのわたしの愛の滝は、決して涸れることがない。その滝が存在するという信仰を持つなら、それに自分を洗い清めてもらえることに気づくだろう。あなたはそこから養われ、自分の知らない強さを見いだす。このわたしの愛の滝は、あなたのためにこれらすべてのことができる。わたしはその愛を惜しみなく豊かに注ぎ出すので、それは勢いよくほとばしり出る。それはあなたに平安を与え、あなたの心を温め、あなたの人生を生き甲斐あるものにしてくれるだろう。

あなたの人生におけるわたしの愛は、常に豊かで、惜しみなく流れ、あふれんばかりだ。わたしはどんな状況においても、出し惜しみしたりしない。日ごとに数え切れないほど多くの方法で、その愛をあなたに表す。しかし、あなたがそれを見、感じ、それに気づかなかったとしても、わたしの愛が不変で、豊かで、無条件であるという事実が変わることはない。

あなたはそれを稼いだり、働いて獲得したり、それにふさわしい者になることはできない。それは無料の贈り物だからだ。わたしは常にあなたを、まったき愛、不朽の愛、豊かな愛で愛するだろう。

だから、滝のたとえを思い出しなさい。あなたはその力強い水の流れを止めることができず、ただその美しさに見入り、その力を感じ、その新鮮さを深く吸い込んで、その力強さに驚嘆することしかできないが、わたしのあなたへの愛も、それと同じだ。わたしのあなたへの愛は、永遠の愛であり、わたしはあなたの永遠の恋人だ。

詳細な認識

わたしはあなたのあらゆる複雑な面を把握している。完璧な正確さであなたを理解している。あなたの人生のどんな詳細も、わたしの目から隠されてはいない。しかし、細部に至るまでわたしに知られていることを、恐れてはならない。わたしはあなたを、恵みの目を通して見ているからだ。

わたしがあなたを別の見方で、すなわち恵みの目ではなく律法の目で見るとしたら、それはあなたにとって恐ろしいことになり得る。残念なことに、あなたはよく自分をそんな風に見ている。自分がどれだけよくやっているかを、律法的な見方で判断しているのだ。考えてみると、それがどんなに愚かなことであるかにあなたは気づく。あなたは決して、わたしの聖なる基準を満たすに十分なだけのふるまいをすることはできないからだ。自分のふるまいのことばかり考える代わりに、わたしのところに来て、わたしの変わらぬ愛を受け取りなさい。あなたは失敗を恐れて心を騒がせているが、あなたへのわたしの愛は、決して失望させることがない。

恵みの目であなたを見る時に、わたしに見えるのは次のようなものだ。あなたには堂々とした風格がある。わたしがあなたを義の衣で覆ったからだ。あなたは明るく輝いている。わたしに目を注いでいる時は、特にそうだ。栄光をわたしに帰す時、あなたは麗しい。それどころか、あなたはわたしをそんなにも楽しませてくれるので、わたしは歓喜の叫びを上げて、あなたを大いに喜ぶ！

恵みの目で見る最善の方法は、決して衰えることのないわたしの愛というレンズ越しに見つめることだ。その様にし続けるなら、あなたは次第に自分自身にも他の人にも、恵みを与えることがより容易になるのに気づくだろう。[1]

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あなたの神、主はあなたのうちにいまし、
勇士であって、勝利を与えられる。
あなたのために喜び楽しみ、
その愛によってあなたを新にし、
祭の日のようにあなたのために喜び呼ばわられる－ゼパニヤ 3:17

決して悪すぎることはない

愛する人よ、恐れてはならない。わたしは朽ちることのない愛であなたを愛しているからだ。わたしの愛は永遠に続く。あなたが挫折し、失敗し、過ちを犯し、自分や他の人を失望させても、ずっと離れて遠くからついてきても、わたしへの恐れの内に歩まず、持つべきほど多くの愛を持っていなかったとしても、否定的に考え、落胆し、批判的な考えを抱いても、それらが原因で、わたしがあなたを以前ほど愛さなくなるということはない。

あなたは弱い時期も強い時期も経験した。元気な時もあれば、落ち込んでいる時もあった。成功する時もあれば、失敗する時もあった。しかし、これらすべての時を通して、わたしはあなたを同じように愛してきた。あなたの失敗や問題や弱さは、わたしのあなたへの愛に影響することがない。それらによって、あなたへのわたしの愛が減ることはない。あなたは決してわたしの目から見て、悪すぎる存在になることはできない。あなたのどんな言動も思いも、悪すぎてわたしがあなたをもう愛さなくなるということはない。わたしは「わたしに愛されたければ、あなたはこのように、あるいはあのようになるべきだ」などと言って、自分の愛に条件を付けたりはしない。時の終わりまで、常に共にいると約束しよう！

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神よ、あなたのいつくしみはいかに尊いことでしょう。人の子らはあなたの翼のかげに避け所を得、あなたの家の豊かなのによって飽き足りる。あなたはその楽しみの川の水を彼らに飲ませられる。いのちの泉はあなたのもとにあり、われらはあなたの光によって光を見る。―詩篇 36:7-9

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わたしが主に求めたとき、主はわたしに答え、すべての恐れからわたしを助け出された。主を仰ぎ見て、光を得よ、そうすれば、あなたがたは、恥じて顔を赤くすることはない。―詩篇 34:4-5

決して使い果たされることがない

わたしの愛は、豊かに流れる川のようだ。それは決して涸れることなく、あなたがた一人一人が、自分の受け取れる分だけ受け取る。一人一人がそれぞれ、必要に応じて受け取るのだ。それが使い果たされてしまうのではないかと、恐れてはならない。わたしの愛は決して使い果たされることがないからだ。それを失うことを恐れてはならない。わたしの愛は決してなくならないからだ。

わたしはあなたの欠点も弱さも知っている。あなたがつまずき、転ぶ時、わたしにはそれが見える。しかし、それによってあなたへのわたしの愛が変わることはない。父親の子どもに対する愛は、子どもが転んだからといって変わるだろうか？　かえって父親はその子を両腕に抱きしめ、ますます優しくいつくしむものだ。あなたへのわたしの愛も同じだよ。あなたはわたしにとって、瞳のように大切な存在なのだから。

自分はそれにふさわしくないと案じてはならない。わたしの愛は努力して得られるようなものではないのだから。ただ受け取るだけなのだ。わたしはとにかくあなたを、ありのままのあなたを愛している。

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主は威厳をもってかしこにいまし、われわれのために広い川と流れのある所となり、その中には、こぐ舟も入らず、大きな船も過ぎることはない。主はわれわれのさばき主、主はわれわれのつかさ、主はわれわれの王であって、われわれを救われる。―イザヤ 33:21-22

他の表記がない限り、初版は1997年。2014年7月に改訂・再版。朗読：サイモン･ピーターソン。音楽：マイケル・ドーリー。