変化は成長をもたらす
Change Brings Growth
June 24, 2020
レベッカ・マレシャ
人生は変化するものであり、変化はしばしば成長の機会をもたらします。変化は、新しい地平線に向かって私たちの目を開かせる可能性を秘めています。変化がなければ私たちは停滞し、以前と同じままで凍りついてしまうリスクがあります。しかし、変化を受け入れると、何というか、翼を広げ、空を飛ぶための揚力を得ることができるのです。重要なのは、それをどう受け止め、その機会をどう生かすと決めるかです。
変化は不快なものにもなり得ます。たとえそれがベストでなかったとしても、慣れ親しんだもの、ずっと同じでやりやすかったものを手放さなければならないこともあります。今までのやり方を捨て、新しい地平線を見つけに行くことは、怖く感じるかもしれません。けれども、岸辺が見えなくなるまで遠くに行く勇気を持たない限り、新しい地平線を見つけることはできないのです。
最近、私は一度に幾つもの変化を経験しました。住む国や職業が変わり、子供の学校が変わり、新しい人との出会いがありました。決して簡単だったとは言えませんが、創造性と行動力の成長を要するチャレンジを通して、真新しい視野を得ることができました。
私が学んでいる最も重要なことのひとつは、一つひとつのチャレンジを成長の機会ととらえ、自分の選択について後でとやかく考えたり、現在の状況を以前の状況と不利に比較したりしないことです。どんな状況にも困難はありますが、後悔したり比較したりして時間を浪費しても何にもなりません。新しいことが起こるたびに、それらを前進のチャンスと考えることで、変化に対する健全な態度が育まれ、人生がもたらす新しい教訓を学ぶことができます。
私がこのような困難に喜びを持って立ち向かえるようになった最大の理由は、何が変わろうとも、イエスは変わらないということに気づいたからです。イエスは不動の錨なのです。
ある日の早朝、海を見下ろす崖の上を歩いていると、強い風が吹き始めました。眼下の岩場に打ち寄せる波と水平線に浮かぶ暗い嵐雲を見ながら、私は海にいる人々のために祈りを捧げました。
それから人生の海について考えました。穏やかで美しく、順風満帆な時もあれば、風や波があり、荒れ狂っている時もあります。私たちの人生の小舟は波に翻弄されることもあります。…でも、それから神が私の錨であることを感謝しました。レイ・ボルツの歌「The Anchor Holds(錨は持ちこたえる)」で見事に表現されているように、常に変化する人生の海の上で、神が私を安定させてくださることを。
私は長く暗い夜に旅をした
ただ信仰によって大海原へと
先は何も見えない けれど主の目は私を見守っていた
錨は持ちこたえる
船が打ちのめされていても
錨は持ちこたえる
帆が破れても
荒れ狂う海を前に私はひざまずき祈った
嵐の中でも錨は持ちこたえる
ビジョンもあった、夢も見た
それらを手にしたこともある
しかし、それが手からすり抜けてしまうとは
まるで砂粒に過ぎないかのように
錨は持ちこたえる
船が打ちのめされていても
錨は持ちこたえる
帆が破れても
荒れ狂う海を前に私はひざまずき祈った
嵐の中でも錨は持ちこたえる
若かった私も今では年を取った
この目は美しさを見てきた
しかし、夜に人生の嵐を通っていたときだった
ああ、そこで神は私への愛を証明されたのだ
錨は持ちこたえる
船が打ちのめされていても
錨は持ちこたえる
帆が破れても
荒れ狂う海を前に私はひざまずき祈った
嵐の中でも錨は持ちこたえる
荒れ狂う海を前に私はひざまずき祈った
嵐の中でも錨は持ちこたえる
私は祝福されています。主が共におられ、決して私を離れず、捨てないという保証によって。私は祝福されています。主が私の前を行って道を整え、私の傍を歩いて道を示し、私を励まし、支えてくださると知っているからです。
「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」—エレミヤ 29:11