誰が糸を引いているのか?

8月 25, 2026

Who Pulls the Strings?
June 11, 2026

ファミリー・インターナショナル

オーディオ所要時間: 7:25
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私たち、あるいは未来の世代は、操られ、支配される単なる操り人形になってしまうという危険にさらされているのでしょうか。人工知能が世界の未来の行方を決めるようになるのでしょうか。私たちの未来はすでに書き記されているのでしょうか。私たちの運命はすでに決まっているのでしょうか。未来には何が待ち受けているのでしょう。

これらの問いに対する答えは、今からおよそ2,000年前、ヨハネという人物に啓示され、聖書に記録されました。初期の教父たちは、彼を、ヨハネの福音書を著した、イエスの愛弟子である使徒ヨハネだとしています。聖書の壮大なフィナーレである「黙示録」(「アポカリプス」とも呼ばれます)に記されたヨハネの幻には、恐ろしい獣、七つの頭を持つ竜、謎めいた四人の騎手、そして天使や悪霊など、さまざまな存在が次々と登場します。

黙示録の主要な登場人物の一人は、やがて台頭し、世界政府を率いることになる人物です。ヨハネの幻の中では、この人物は恐ろしい獣に象徴されています(黙示録13:1–8)。またヨハネは、彼の手紙の一つでこの人物を「反キリスト」と呼んでいます(1ヨハネ2:18)。聖書はまた、彼の支配が7年間続き、最後には破滅的なハルマゲドンの戦いによって終焉を迎えることを示しています(黙示録19:19; 16:16)。

反キリストが打ち出す政策は、当初、世界平和と経済の安定をもたらすための画期的な政策として称賛されるでしょう。しかし、その支配の最後の3年半、すなわち「大患難」として知られる期間に、その政権は史上最も抑圧的な独裁政権となるでしょう(マタイ24:21–22; 黙示録13:5)。「獣」がどのように世界を支配し、操るのかについてのヨハネの描写は、かつては到底あり得ないことのように思われました。しかし、テクノロジーとグローバル化が進んだ現代では、そうとも言い切れなくなっています。

黙示録13章で、ヨハネは二匹の獣についての幻を記しています。一匹目は反キリストを表し、もう一匹は偽預言者、すなわち反キリストの側近を表しています。この偽預言者は世界を惑わし、反キリストの像を造り、その像に命を与えます。

「第二の獣は、獣の像に息を吹き込むことを許されて、獣の像がものを言うことさえできるようにし、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である」(黙示録13:15–18 新共同訳)。

人工知能がさまざまな面で急速な進歩を遂げている現在、像に「命」を与えるということは、もはやまったく異質で超自然的な概念とは言えません。しかし、反キリストは一体どのようにして、「666」という数字と何らかの形で結びついたこの「獣の刻印」によって、世界的な商業システムを支配するのでしょうか。この箇所で予告されているようなキャッシュレス経済は、以前ならSFの奇想天外な空想のように思われたことでしょう。しかし、私たちが生きている間だけでも現代のテクノロジーは大きく進歩し、今では多くの国でキャッシュレス決済が当たり前になっています。

現金からデジタル決済への移行によって、金融取引がより迅速かつ手軽で安全になり、確かに生活はより便利になり、グローバルな商取引が促進されました。しかし一方で、デジタル技術が金融分野に取り入れられたことで、あらゆる購入履歴が監視・記録されるようになったことから、多くの人々がプライバシーに関する懸念を表明しています。また、日常の取引においてテクノロジーへの依存度が高まるにつれ、フィッシング詐欺や不正行為、マルウェアなどの危険にもさらされるようになっています。

「獣の刻印」を受けることが最終的にどのような形で実現するにせよ、黙示録によれば、それは単なる経済的な決断にはとどまりません。それは、反キリストと、彼の主張を受け入れるという決断でもあります。また聖書には、反キリストを拝み、自ら進んでその刻印を受ける人々がどうなるかについても記されています。「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み・・」(黙示録14:9–10)。

反キリストは数年の間、世界の表舞台を支配しますが、最終的には彼とその追随者たちは敗北します。反キリストによる7年間の支配が終わる時、イエス・キリストは天の軍勢を率いて再臨し、すべての悪を正されます。そして、イエスを愛し、その来臨を待ち望む人々は、大患難を乗り越え、栄光に満ちた永遠の勝利者となるのです(テトス2:13)。

聖書は、神が御自分の民と永遠に共に住まわれるという、この物語の美しい結末をこう語っています。「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」(黙示録21:3–4)。

今から2,000年前、イエスはこの地上を歩まれた時、すべての人がイエスの愛を知り、来たるべき世で神と共に永遠に生きることができるよう、世の罪のために十字架上で命を捧げられました。イエスを信じ、自分の主、救い主として受け入れる人は皆、永遠の命を受け継ぎます。「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)。

次の祈りを心から捧げることで、あなたもイエスを心と人生に迎え入れることができます。

イエス様、あなたは地上に来て、私のために十字架で死んでくださいました。それほどの素晴らしい愛を示してくださったことを感謝します。どうか私のすべての罪を赦してください。あなたが神の御子であることを信じ、私の人生に入ってくださるようお願いします。今、心の扉を開き、あなたを心にお迎えします。どうか、私が聖書にあるあなたの言葉を読み、他の人たちにもあなたのことを伝えられるよう助けてください。そうすることで、その人たちもあなたを知ることができますように。アーメン。

イエスを救い主として受け入れるとき、あなたは神の御国の民となります。そして、イエスは決してあなたを離れず、この世においても、来たるべき世においても、いつもあなたと共にいてくださると知ることができるのです(マタイ28:20)。

初版は2002年 2026年6月に改訂・再版 朗読:ジョン・マーク

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