5月 11, 2026
彼は … 神を求めることに努めた。彼が主を求めた間、神は彼を栄えさせられた。—歴代下26:5
霊的生活と霊的成長に投資するには、時間と決意と自己鍛錬が必要です。また、信仰も必要です。なぜなら、霊的生活を優先するというのは、他の事柄にかける時間が減るということだからです。そして、今あなたの生活はとても忙しく、どこを削っていいかわからないかもしれません。
霊的生活や霊的成長に関する決意から私たちを引き離すような障害や状況に直面した時には、神との関係に時間を割くことは何よりも重要であり、それは永遠への投資なのだと思い出すようにすると、助けになります。イエスは、「まず神の国と神の義を求めなさい」と教えられ、そうすれば、他のすべてのものは添えて与えられると言われました(マタイ6:33)。
神の最大の願いの一つとは、私たちが神と親しい関係を持つことです。たとえそれがわずかな時間でも、私たちは神の愛を確信できます。神は私たちの造られた様や状況、あらゆる困難を理解しておられ、私たちが神との関係を深めようとするとき、そのままの私たちを受け入れ、喜んで助けてくださいます。
それでは、霊的生活と霊的成長に投資する基本原則をいくつか見ていきましょう。
御言葉と霊的インプットを通して神とつながる。信心を養うインプットや、霊的栄養を取るための時間を毎日取ることは、活発な霊的生活を送る上で最も重要です。神の言葉が霊的な栄養源であることを確認するため、イエスは旧約聖書の次の聖句を引用されました。「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」(マタイ4:4)。
聖書は神の言葉です。栄養や健康のために毎日食べ物を食べなければならないのと同様、霊的栄養分も毎日取らなければなりません。神の言葉を読み、神と時間を過ごすことは、たとえ短い時間だったとしても、毎日スケジュールに入れるべきものです。イエスは言われました。「わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、また命である」(ヨハネ6:63)。私たちには、御言葉を欠かす余裕などありません。
言うまでもなく、私たちの霊的栄養源は、まず第一に聖書です。聖書は人類のための神のご計画を描いており、それは創世記にあるご計画の始まりから、よみがえりによる霊的変貌の約束、また黙示録にあるいつまでも滅びることのない永遠の命に関する約束に至ります。聖書は神について教えているだけでなく、神の御心にかなった賢明な決断を下し、神を喜ばせ、人に仕えるような行動をとるための原則や基準を示しています。
もう一つ、霊的成長の源となるのは、信仰の厚い人が書いた、デボーショナルで信仰が築かれる読み物(あるいはメディア)です。他のクリスチャンによる、神の霊感を受けた著書は、あなたの信仰を強め、聖句への理解を深め、あなたが現在持つ必要と困難に、神の言葉を実際的に適用する助けになります。
神は私たち一人ひとりとの間に、私たちが信頼する相談相手や友人との関係のような深い関係を望んでおられます。私たちは、神と共に過ごし、御言葉を深く考えることによって、愛情深き宇宙の神と特別な関係を築き、維持することができます。そうするとき、神は私たちを導き、御言葉が私たちの決断や行動の指針となります。「心をつくして主に信頼せよ、 自分の知識にたよってはならない。すべての道で主を認めよ、 そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる」(箴言3:5–6)。
<pハイペースの現代社会では、何とかして神と関係を築く時間を作るのは大変なことです。しかし、クリスチャンとして、神と神の言葉とつながるための時間は優先されるべきことです。思考と霊を静め、神の言葉を瞑想するなら、神は心に語りかけ、人生を導いてくださるでしょう。これは神との関係を強めてくれます。そして、私たちは神と近く歩むことから生じる祝福を味わうことになります。
活発な祈りの生活を築く。祈りは霊的生活の鍵となる要素です。祈りによって、私たちは創造主である神とコミュニケーションをするのです。私たちは神と語らい、神を賛美し、礼拝し、心配事や悩みや必要を神に告げ、神の助けや介入、力、指導を求めることができます。祈りは、天の父に手を伸ばして、神の御心がなされるようにと求めることです。また、神の声を聞き、導きや励まし、慰め、指示を求めることです。
祈りは、愛する人や気にかけている人々のため、地域社会の必要のため、また困難やストレスを抱えている人々のために、私たちがとりなしをする手段です。しっかりした霊的生活には、毎日の祈りが組み込まれています。聖書は「絶えず祈りなさい」と教えています(1テサロニケ5:17)。
神は私たちに、祈りを贈り物として与えてくださいました。私たちは祈りを通して、現世的な思い煩いを神のたくましい肩に委ねることができます。この人生は心配や恐れや不安で満ちていますが、パウロは私たちに、「何事も思い煩ってはならない、ただ、事ごとに、… 祈[り]… をささげ」なさいと告げています(ピリピ4:6)。感謝することに、私たちは自分の心にあることが祈るに値するものかどうかを心配する必要はありません。心が何かを憂慮しているなら、神もそれを気にかけて下さいます。私たちが生活と祈りを調和させていくにつれ、一日を通して主の臨在が共にあります。
思い煩いや心配事を神に委ね、神が私たちのために最善の結果をもたらしてくださると信頼する時、私たちは平安を受け取ります。献身的で一貫した祈りの生活を通して、神との関係において成長し、祈りの時間を費やすことで、よりイエスのようになれます。
主に対して心を正しく保つ。私たちは皆、罪を犯します。皆、間違いをします。実のところ、毎日です。主はそれをご存知で、私たちが完璧でないことや、つまずいた時のことを責めたりなさいません。イエスは私たちの間違いすべてをご存知です。イエスも人間としての人生を経験されたので、私たちの欠点や人間的な弱さを理解してくださいます。イエスは私たちがどんなに懸命に試みたとしても、すべてを正しく理解したり、正しく行ったりすることは決してないことを、よくよくご存知でした。
主の御前におそれかしこみつつ歩むなら、日頃から主に罪を告白し、ゆるしを求めるようにと良心の呵責を受けます。自分が主に対して正しい関係にあると知っており、人生において告白していない罪がない時、あなたはもっと主のもとに行って礼拝と祈りの時間を取るようになり、神があなたを祝福し、世話してくださるという信仰ももっと持てるようになるでしょう。
私たちは常日頃から自分の失敗や間違いや罪を主に告白することで、あの素晴らしい平安とゆるしの場所に入ることができます。謙遜になり、自分の欠点を認め、大きく広げられた主の御腕に駆け込むことで、主のゆるしの内に平安を見いだすことができるのです(1ヨハネ1:9)。
神に対して従順に歩む。イエスに従う者として、私たちは神と神の言葉についてもっと知ろうとします。聖書やその他の神の霊感を受けたキリスト教著作物にある真理を学習し、調べ、瞑想します。また、聖句を暗記し、聖書を学習し、他の信者たちと神の言葉について話し合います。
このすべては良いことですが、神への義務はこれだけではありません。もう一つ、霊的成長の基本的原則となるのは、神の言葉が言っていることを実行するということです。私たちは、神がすべてのクリスチャンに求めておられることや、一人ひとりに対する神の個人的な導きや指示に従うよう命じられています。
私たちは、行動し、御言葉の生きた見本になるよう召されています。それは御言葉を聞くだけの者でなく、実行するものになることから生まれます(ヤコブ1:22)。また、私たちは、福音を全世界に広めるという主の大宣教命令に積極的に参加するよう召されています(マタイ28:19–20)。
主の命令に対する私たちの従順には、祝福の約束が伴います。イエスはこう言われました。「あなたがたがこれらのことを知っているのなら、それを行うときに、あなたがたは祝福されるのです」(ヨハネ13:17 新改訳第三版)。
他の信者たちと交わる。聖書はこう告げています。「ある人たちがいつもしているように、集会をやめることはしないで互に励まし、かの日が近づいているのを見て、ますます、そうしようではないか」(へブル10:25)。リック・ウォレンは次のように書いています。「神は私たちが共に人生を経験するよう意図されました。聖書はこの経験の共有を、交わりと呼んでいます。」
他のクリスチャンたちと共に主を礼拝したり、御言葉を読んだり、共に歌ったり祈ったりする時間を過ごすと、私たちはより強くなります。また、リフレッシュし、視界がクリアになり、私たちが神の御国のために働くにあたって人生に主がもたらされるものへの準備が、より良く整うようになります。
中身の濃い交わりをするための時間を捻出したり、心休まるクリスチャン・コミュニティーを築く、または見つけたりすることはなかなか難しいかもしれません。しかし、できる限り頻繁に信者たちのコミュニティーで集まるための努力をするのは大切です。これはあなた個人の徳を高めたり楽しんだりするために重要なばかりか、世界に影響をもたらすための力をあなたに与えてもくれるのです。
自分の霊的生活を振り返り、霊的な成長に励む中で、神を愛し、神に従い、神の戒めを守る者たちへの祝福について、聖書に記された素晴らしい約束を心に留めましょう。私たちクリスチャンは「選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、神につける民である。それによって、暗やみから驚くべきみ光に招き入れて下さったかたのみわざを、あなたがたが語り伝える」べく召されているのです(1ペテロ2:9)。
初版は2014年7月 2026年2月改訂・再版 朗読:ジョン・ローレンス
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