10月 14, 2025
あなたがたは、古き人をその行いと一緒に脱ぎ捨て、造り主のかたちに従って新しくされ、真の知識に至る新しき人を着たのである。—コロサイ3:9–10
あなたは普通を超えた人生を生きるよう召され、選ばれ、任命された。この世のやり方が、たとえ魅力的で居心地が良く見えても、わたしがあなたを召した人生に合わないならば、それに倣うことはしない、と決断するには勇気が必要だ。あなたは変貌するよう召されている。それは、この世の教えや流行の風に吹き回されないことを意味する（エペソ4:14）。
多くの人が、平凡を超え、人生に意味を持たせ、意義ある方法で変化をもたらすことを志す。しかし、わたしが召した者たちにとって、それは周囲からの認識や賞賛、世間の喝采を受けることではないかもしれない。なぜなら、わたしはあなたをより良い道へ召したからだ。
多くの無力な魂がこの世の潮流に閉じ込められ、流されている。わたしはそのように失われた魂に手を差し伸べるため、あなたを世に遣わした。あなたは世にあっても、世のものではない。ちょうどわたしがそうでなかったように（ヨハネ17:14–16）。あなたがわが名によって進むとき、わたしは周りの泥沼からあなたを守り、より高い地にあなたを置くだろう。
だから今、それをやりとげなさい。あなたがたが心から願っているように、持っているところに応じて、それをやりとげなさい。—2コリント8:11
人生は決断、教訓、経験、挑戦、浮き沈みに満ちており、それゆえしばしば旅や冒険に例えられる。自分自身のために、その目的を定めることは、成長するために重要な要素だ。しかし、霊的な成長と変容はただの過程にすぎない。だから落胆したり、達成不可能に思えるほどゴールを高く定めたりしてはならない。
長期的なゴールを定める最善の方法は、それを小さな達成可能なゴールに分けることだ。学び成長するためには、人生を通じて多くの学習経験や試行錯誤が必要である。だから、時間がかかることに落胆せず、むしろその過程で忍耐や粘り強さ、知恵を得られると知って、すべてを喜ばしいことと思いなさい（ヤコブ1:2–4）。
苦戦していると感じるときは、試練や挑戦の時こそ学びと成長が加速することを思い出しなさい。それゆえ一歩一歩忍耐強く進み続け、ゴールから目を離してはならない。決意が鈍りつつあると感じたら、わたしのもとに来なさい。次の旅路のために、あなたが永遠にわたしと共にいるようになる栄光の日（1テサロニケ4:17）まで、安らぎと力を与えよう。
卑しいことから離れて自分を清める人は、… 聖なるもの、主人に役立つもの、あらゆる善い行いのために備えられたものとなるのです。若い頃の情欲を避け、… 正義と信仰と愛と平和を追い求めなさい。—2テモテ2:21–22 聖書協会共同訳
誘惑に抵抗する最善の方法の一つは、あなたの生活における、神を敬わない影響を最小限に抑えることで、単純にそれらを避けることだ。もちろん、目隠しをして世界や周囲の文化で起きているすべてのことを遮断することはできない。また、わたしは、そうするように求めてもいない。なぜなら、失われた人々に手を差し伸べるために、わたしはあなたをこの世に遣わしたからであり、多くの人々がわたしと真理を必要としているからだ。
だが、もしあなたがこの世にある、神の教えに反する娯楽や気晴らしを拒むのが難しいなら、箴言4章の助言は、最初に与えられた時と同様に、今日でもあなたに当てはまるだろう。「あなたの目は、まっすぐに正面を見、あなたのまぶたはあなたの前を、まっすぐに見よ。あなたの足の道に気をつけよ、そうすれば、あなたのすべての道は安全である。右にも左にも迷い出てはならない、あなたの足を悪から離れさせよ」（箴言4:25–27）。
道をそれてしまわないように、誘惑を避け、そこから逃げなさい。「よこしまな者の道に、はいってはならない、悪しき者の道を歩んではならない。それを避けよ、通ってはならない、それを離れて進め」（箴言4:14–15）。
敵の誘惑に強く立ち向かいたいなら、わたしに助けを求めなさい。そうすれば、わたしはいつでも助ける。あなたの道を照らし、ゴールから目を離さず進めるよう助ける。正しい者の道は、夜明けの光のようで、いよいよ光を増して真昼の輝きとなることを覚えていなさい（箴言4:18）。
兄弟たちよ。それだから、ますます励んで、あなたがたの受けた召しと選びとを、確かなものにしなさい。そうすれば、決してあやまちに陥ることはない。—2ペテロ1:10
あなたは自分には価値がない、または十分な能力がない、あるいは使徒のペテロやパウロのような昔の信仰の偉人と比べたら自分は大したことないと思うかもしれない。だが、あなたを召し選んだのはわたしであり、それは、あなたを罪のない聖人とするためではなく、わたしがあなたの人生に導く人々に、愛と希望を運ぶわが使者とするためなのだと、いつも覚えていなさい。
地上にいた時、わたしは行く先々で愛と真実の言葉と行いを通して、心を注ぎ出した。わたしが行った奇跡の恩恵を受けた者たちや、わが言葉を聞き理解する祝福を受けた者たちも、決して完璧ではなかった。パウロでさえ、まだ目標に達しておらず、完全ではないと書き記しているが、それでも彼は忠実に前進し続けた（ピリピ3:12–13）。わが愛が彼を駆り立て、愛の中を歩み、人々を気遣うように導いたのだ。
食べるにも飲むにも、何をするにも何を言うにも、すべてをわが栄光のために、わが王国を広げるために行いなさい（1コリント10:31）。いっさいのことを、わたしへの愛と、あなたの隣人、つまり周りの人々への愛から行いなさい（1コリント16:14）。わたしの愛は決して敗れることがなく、あなたの目的と召しを果たすために、わたしがあなたの内に、あなたを通して働くと信頼しなさい。
最愛の人が逝ってしまったか、
友人、姉妹、あるいは兄が、
父、子、それとも母が。
喪失と苦悩を感じているのか、
「いつも変わらずあり続けるものは
この世界にはないのか」と。
愛しい人よ、わたしだけが永遠に続き、
天と地でさえ、いつかは過ぎ去る。
しかし、わたしのものである人は皆、永遠に永らえる、
永遠の平和と宝に満ちた、わが永続する王国の中で。
わたしは一羽の雀でも落ちるのを見逃さず、
あなたの髪の毛もすべて数えている。
わたしには使命を果たすあなたを守る以上の力がある。
あなたは失われた魂を探し、救い続け、
代価を気にせずわたしのもとに連れてくる。
やがて時が終わりを告げる時、
あなたが失った者たちは、わたしのもとで安らかに見出されるだろう。
神はこの世界をお造りになる前から、私たちを、ご自分のものとして選んでくださいました。そして、神は私たちを、ご自分の目から見て、何一つ欠点のない、きよい者にしようとお定めになりました。神の御心は、イエス・キリストを遣わし、… 私たちを神の家族の一員として迎えることでした。神こそ、いっさいの賞賛を受けるべきお方です。神は、驚くばかりの恵みと愛とを豊かに注いでくださいました。それは、私たちが、神の最愛のひとり子につながる者となったからです。 —エペソ1:4–6 リビングバイブル
世界が形作られる前から、わたしはあなたを愛し、あなたを知っていた。そして、特別な召しと目的のためにあなたを地上に置いたのだ。時に、あなたは自分の人生におけるわが召しを果たせたかどうか、自分の人生が永続的な違いをもたらしたかどうか疑問に思っているのだろう。だが、わたしを信頼するようにあなたに求める。わが良き目的を果たすために、あなたの人生に働きかけるのがわたしだと知りなさい。
疲れを感じ、重荷に押しつぶされそうな時は、わたしのもとに来なさい。わたしがあなたに安らぎと喜びと平安を与える。すると、わが光が、あなたの心を覆う雲をすり抜けて輝くだろう。あなたの心を重くしているすべてを、時間をかけてわたしに話しなさい。わたしの臨在を求め、わが言葉を学びなさい。それはあなたの魂の渇きを癒やす水となる。わが言葉を瞑想しなさい。それは必要な時にあなたの魂を新たにし、あなたの歩みを実り多いものとするだろう（ヨシュア1:8）。
もし毎日、わたしとの関係を最優先にし、何よりもまずわが王国を求めるという決断をするなら、他のことはすべて添えて与えられると信じられる（マタイ6:33）。忘れてはならない。わたしを愛し仕える弟子たちを、わたしはしもべと呼ばず、友と呼んだ（ヨハネ15:15）。だから、あなたの召しと、あなたへのわが変わらぬ愛を喜びなさい。
初版は2000年 2025年9月に改訂・再版 朗読：ジョン・マーク 音楽：マイケル・ドーリー
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