10月 27, 2025
もしかすると、あなたは、イエスを救い主として受け入れたときに、すべての問題がなくなるか、少なくとも人生がずっと楽になると思っていたかもしれません。確かに、あなたは主の慰めと慈しみを感じてきましたが、それでも日々の同じような苦闘に直面しています。
「神様、なぜですか？」と抗議したくなるかもしれません。「あなたが問題を解決してくださると思っていたのに！」と。けれども、あなたは依然として障害や問題、挫折や悲しみに向き合わなければなりません。多くのことが以前と同じように見えるかもしれませんが、変わったことがあり、それは、今やあなたには助けがあるということです。
「意志あるところに道あり」というよく知られたことわざがあります。ある意味では確かにそうですが、一番大切な要素が抜けています。あなたには神が必要だということです。あなたには神の力と強さが必要です。そして、あなたはイエスを人生に迎え入れたときに、絶えることのない助けの約束を受け取ったのです。
ですから、経済的な問題や健康上の不安、あるいは感情的に辛い状況に陥ったとしても、絶望してはいけません。結婚生活や人間関係に問題があっても、絶望してはいけません。身体が不自由だとしても、絶望してはいけません。自分が望むほど頭が良くも魅力的でもないと感じて不満でも、絶望してはいけません。愛する人や友人が、あなたが新たに得た信仰を理解してくれず、賛同してくれなくても、絶望してはいけません。イエスはあなたを必ず困難から導き出し、問題を解決する助けとなってくださいます。もしあなたがイエスにそれをゆだねるなら。
あなたの状況は、少なくともすぐには変わらないかもしれません。しかし神は、その状況を超えて立ち上がる力を与えてくださいます。障害物が道を塞いでいるなら、神はその上を越え、下をくぐり、あるいは迂回する助けをしてくださいます。すべての悩みを取り去られるとは限りませんが、必ずそこを通り抜けさせてくださるのです。
クリスチャンの人生は楽になるのではなく、より良くなるのです。神の力と恵みによって障害を乗り越えることを学んだとき、人生はどれほど素晴らしいものとなるでしょう。つまずきの石は踏み石となり、重荷は翼へと変えられます。あなたは日々の問題や苦しみ、困難を優雅に乗り越えていくことができるのです。—シャノン・シェイラー
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多くのクリスチャンにとって、時に困惑させられる真実とは、キリストにある信仰を通して神に属する者となったにもかかわらず、救われる前に悩まされていたのと同じ問題に、今も直面しているように思われることです。私たちはしばしば落胆し、人生の煩わしさに押しつぶされそうになります。
旧約聖書と新約聖書の両方が同じようにこの問題に触れているという事実は、神がこの人生において問題や心配事が避けられないことをご存じであることを示しています。しかしありがたいことに、神は詩篇とペテロの手紙の両方で、同じ解決策を与えてくださっています。「あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる。主は正しい人の動かされるのを決してゆるされない」（詩篇55:22）、そして「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい」（1ペテロ5:7）。
この二つの聖句には、いくつもの驚くべき真理が含まれています。神は私たちを支え、私たちを決して倒れさせないこと、そして私たちを顧みてくださることです。一つずつ見ていくと、まず最初にわかるのは、神が私たちの心理的・感情・霊的な面で支えとなり、力となるための力と意志を宣言しておられるということです。神は、私たちを押しつぶそうとするすべてのものを受けとめ、それを私たちの益となるよう用いる力（そして何より、その意志）をお持ちなのです。
神は「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働く」と約束しておられます。たとえ私たちが神を疑うような時でさえも、神はなお私たちの益とご自身の栄光のために働いておられるのです。さらに神は、どんな試練もキリストの力によって耐えられないほど大きなものにはされず、必ず逃れる道を備えると約束してくださいました（1コリント10:13）。つまりこれは、詩篇55:22にあるように、主は私たちが倒れるのを決して許されないということなのです。
第三の宣言である「神はあなたを顧みておられる（心にかけていてくださる）」は、神の他の約束の背後にある動機を示しています。私たちの神は冷たく、無情で、気まぐれな方ではありません。むしろ、神は愛情深い天の父であり、神の心は子どもたちに対して優しく注がれています。イエスは、地上の父でさえ自分の子にパンを与えないはずがないのだから、神はなおさら、求める者に「良いもの」を下さると約束されました（マタイ7:11）。
私たちは、その「良いもの」を求めるという霊のうちに、まず祈って、ヨハネ16章33節でイエスが言われた言葉に耳を傾けます、と告げなければなりません。「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている。」 それから、主がどのようにして問題、心配、怒り、恐れ、罪悪感に勝ったのかを教えてくださるよう願い求めなさい。
主はその御言葉である聖書を通して、私たちに「勇気を出しなさい」と示されます。私たちは以下のことができるのです。
1) 問題を喜びとする。神はそれを益と変えてくださるからです。「患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである」（ローマ5:3–4）。
2) 「心配」を、箴言3:5–6を実践する機会と見る。「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
3) エペソ4:32に従うことで、怒りを愛と赦しで打ち消す。「互に情深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい。」
4) 1ヨハネ1:9の真理を信じ、実践することで、罪深い感情に対処する。「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」 私たちの問題はすべて、神の御言葉への単純な信仰によって乗り越えることができるのです。
神は私たちのすべての悩みや問題を合わせたよりも大きな方であり、人生で勝利を得るためにはこの事実を悟らねばなりません。誰もが同じような困難を経験します。聖書が、試練や誘惑は「世の常」であると教えているからです（1コリント10:13）。… もし罪を犯しても告白すれば、神は赦し、清めてくださいます。恥じる必要はなく、むしろ、赦し清めてくださるとの神の言葉をそのまま信じるべきなのです。…
だからこそ、日々一歩一歩進むごとに、人生の問題や不安や心配が押し寄せたときには、神の御言葉が導いてくださるよう祈り、御言葉を読み、聞き、御言葉を深く思うべきです。キリストに委ねるための秘訣は、実際のところ、特別なものではありません。ただイエスに、「原罪」という重荷を負い、私たちの救い主となってくださるようお願いし（ヨハネ3:16）、また日々の生活の中でイエスを主として従うことなのです。—From gotquestions.org [1]
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親愛なるイエスよ、あなたが最高の「問題解決者」でいてくださることを感謝します。あなたは人類最大の問題である、贖いと救い、そして罪の赦しの必要を解決するために来てくださいました。でも、それだけではなく、地上での生涯において、数多くの問題も解決されました。婚礼の宴でぶどう酒がなくなったとき、あなたは新しいぶどう酒を生み出されました（ヨハネ2:1–11）。長年の病を抱えた人々が癒しを求めて来たとき、あなたは彼らを癒されました（マタイ12:15; ルカ4:40）。あなたが教えを説いていた群衆に食べ物がなく、彼らが空腹だったとき、あなたはパンと魚を増し加えられました（マタイ14:15–21）。姦淫の罪で女が石打ちにされようとしたとき、あなたは深い知恵と謙遜と愛をもって、彼女を救い、その人生を変えられました（ヨハネ8:3–11）。
そして毎日、あなたは私の問題を解決するためにそこにいてくださいます。ありがとうございます。私はただの人間です。失敗もします。ときには間違ったことを言ったり、したりします。そのつもりはないのに人を傷つけてしまうこともあります。ですから、あなたの助けがどうしても必要なのです。
どうか、問題を行き止まりや災いとしてではなく、挑戦として受け止められるよう助けてください。あなたが私を支えてくださるし、どんな問題もあなたにとって大きすぎはしないと知っています。私が直面するあらゆる問題や困難を、より大きな前進への踏み台へと変えてくださることに感謝します。あなたには、今日私が直面する問題を解決する力があると信じます。その力を今、私は求めます。アーメン。—マリア・フォンテーン
2021年8月アンカーに掲載 朗読：ガブリエル・ガルシア・バルディビエソ
1 https://www.gotquestions.org/turn-over-to-God.html.
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