2月 6, 2025
わたしは神に一つのこと、ただ一つのことをお願いしています。一生の間ずっと、主の家で主と共に生きることを。わたしは主の麗しさを見つめ、主の足元で学ぼう。それが、騒がしい世界で唯一の静かで安全な場所なのです。—詩篇27:4–5 英語メッセージ訳
外の世界を見るあなたの窓は、汚く、汚れているように思えるだろうか。この世のゴミや泥が、向こう側にある祝福と美しさに集中できないようにしていると思うだろうか。あなたは、洗剤の役割を果たす賛美の言葉と感謝の態度を用いながら、その泥を高圧洗浄することができる。そうすれば、すぐにあなたは周りにあるすべての祝福と美しさを目にし、気づけるようになる。
祈りと感謝をもってわたしの元に来る時、あなたは心配や緊張の重荷をわたしに委ねることになり、その代わりにあなたはわが平安を受け取る。あなたを押しつぶそうとする重荷とこの世の影響力は、あなたが自分の召しを果たし、信仰を持ち続けることから止めることはない。
賛美は、たとえどんなにつらい状況でもわたしを崇拝し、わが約束を信頼するという決断だ。苦難の時に、良いこと、ポジティブなこと、賛美に値することに集中するのは難しい。賛美はあなたの帆に吹く風のようだ。状況にかかわらずあなたを前進させ、航海させ続ける。
賛美はあなたの霊を荒れ狂う嵐雲の遥か上へと押し上げ、美しさと光と喜びがあふれる天上の空へと持ち上げる。わたしを崇拝するという選択は、あなたをわたしに近づける。そこであなたはわが愛に囲まれ、わが完璧な平安を見つけて、わたしと心を通わすだろう。
起きよ、光を放て。あなたの光が臨み、主の栄光があなたの上にのぼったから。見よ、暗きは地をおおい、やみはもろもろの民をおおう。しかし、あなたの上には主が朝日のごとくのぼられ、主の栄光があなたの上にあらわれる。—イザヤ60:1–2
心が重く、不安で何を言えばいいのかさえわからないなら、わたしのところに来て、すべての重荷を委ね、あなたが求める思いと心の平安をわたしが与えるのだと信じなさい。手をあげて賛美し、信仰によって、祈りは答えられたと感謝しなさい。たとえどんな状況であっても、賛美によって心を喜びで満たしなさい。
あなたの光が臨み、わが栄光があなたの上にのぼると知って、信仰によってあなたは起き上がり、光を放つことができる。たとえ自分には何も与えるものがないとか、限界に感じていたとしても、わが強さと力によって勝利は勝ち取られる。起きて、わたしに近づきなさい。そうすればわが光と栄光があなたの道を照らすだろう。
人生は辛く、苦しみばかりだと感じ始めた時こそ、立ち止まって、自分が受け取ったひと時の、または永遠にわたる祝福について、熟考すべきだ。それは人生や、あなたが直面している難題を、正しく見る助けになる。それは地上の困難や試練、苦難はひと時のものであり、あなたに現されようとするわが栄光と比べるなら、取るに足りないものであることを思い起こさせる。(ローマ8:18)
賛美と感謝に満ちた心は、あなたの焦点を、困難からわが王国へ移す助けになる。たとえそうするのが非常に難しい時でも、賛美に満ちて感謝を発するあなたの選択に、わたしは報いるだろう。
賛美と感謝の言葉を発するのが難しい時にそうすることは、わたしへの信仰をまわりにいる人に証していることになる。逆境の中にあっても賛美し、そうすることでわが喜びがもたらす力を得たわが子らの見本によって、数多くの魂が勝ち取られてきたのだ。
このように、わたしたちは震われない国を受けているのだから、感謝をしようではないか。そして感謝しつつ、恐れかしこみ、神に喜ばれるように、仕えていこう。—ヘブル12:28
あなたは、この困難に目的があるのか、苦しみに理由があるのかと、疑問に思っているだろうか。深く落胆させられたことへの答えはあるのかと。人生における予想外の喪失や悲しみにはどんな計画があるのかと。たとえ今、あなたには見ることも理解することもできなくとも、あらゆる困難、苦しみ、落胆はすべて共に働いてあなたの益になる。
間違った決断や失敗の結果を刈り取っているとあなたが感じたとしても、わたしは決してあなたを捨てることはしないので、安心しなさい。わが揺るぎない愛をもって、あなたの人生に働きかける。だから、あなたが震える時にはわたしの元に来なさい。そして、あなたは震われない国を受け取っているのだということを思い出しなさい。(ヘブル12:28) 今の状況を超えて、これから受け取るものを見るよう努め、感謝と崇拝で応じなさい。
乾いた埃っぽい砂漠の中にいるような人生で最も困難な時にでさえ賛美することを選ぶなら、あなたはわたしに近づき、わたしはあなたに近づくと約束しよう。(ヤコブ4:8) わたしは一歩一歩あなたに寄り添い、心を強めるのであり、あなたはわが臨在に喜びを見出すだろう。
しかし神に近くあることはわたしに良いことである。わたしは主なる神をわが避け所として、あなたのもろもろのみわざを宣べ伝えるであろう。—詩篇73:28
賛美はあなたの見方を調整し、わたしはすべてをうまく行うという信仰の見方をするのを助ける。わたしは事の終わりを初めから知っており、すべてにおいてわが良き目的を果たす。(イザヤ46:10) たとえどんな状況でも、わたしがいつもあなたと共にいるという信仰を、あなたは持つことができる。暗い谷を歩むとも、わたしがあなたを導き慰めるという信仰を。(詩篇23:4)
だからあなたの人生に何か悪い事が起きても、新しい角度と異なる視点から見るようにしなさい。わが約束に集中し、賛美によって状況を克服しなさい。たとえ何が起こっても、どんなに状況が暗く見えても、わたしはあなたと共にいるのだと思い起こしなさい。
この世であなたは、苦難や霊的戦いに直面するだろう。それは生きているクリスチャンの証だ。だが、あなたにはわが約束がある。それは天国で果たされ、そこには悲しみも痛みも死別も嘆きもない。困難な状況下で信仰と賛美を語るあなたの選択は、パワフルな証となる。わたしに対するあなたの愛や信頼の目に見える証言である。
困難な状況下でわたしを賛美することは、物事を楽観的に見ているわけではない。それは信仰によって、わたしが主権者であり、あなたの人生におけるわが良き目的と計画を果たすと宣言していることなのだ。だから、憂鬱さや落胆、感情的な混乱を抱えて途方に暮れたら、重い心と気持ちで何とか一日を切り抜けようとするのではなく、信仰と感謝の見方を取り入れるようにしなさい。
賛美の見方は困難な日をポジティブな日に変える。たとえ感謝と賛美の言葉をうまく表現できなくても、自然に頭に浮かんだ言葉を発しなさい。祈って、あなたの人生にある多くの尊ぶべきこと、良きこと、愛すべきこと、ほまれあること、徳や称賛に値することを、わたしがあなたに示すよう求めなさい。(ピリピ4:8) そのようなことを心に留めることを選びなさい。そうすることで、あなたの見方は変わり、わが喜びを再発見するだろう。
2024年10月アンカーに掲載 朗読:ジョン・マーク 音楽:ジョン・リッスン
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