新しい年への励ましの言葉

1月 2, 2023

Encouragement for the New Year
January 2, 2023

イエスからの言葉

オーディオ所要時間:11:05
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新しい年があなたの目の前にある。まるで書き込まれるのを待っている、本の白紙のページのように。わたしはあなたのためにこれからの一年の備えをした。わが霊の聖なる油注ぎと、高きところからの力、また、わが霊の賜物を与えた。宇宙の神との直接のつながりを与えた。

今年だけでなく、これから先の人生に必要なものは、すべてわたしが与えた。あなたの役割は、信仰を通して得た貴重な宝を受け入れ、決して手放さないことだ。どんな困難が待ち受けていても、わたしの心の中の、またわたしの王国の中の居場所を失うことなど決してないことを忘れてはいけない。

わが子ら一人ひとりが、真理と救いのメッセージを他の人々に分かち合い続けるよう召されている。一人ひとりが、道に迷い、暗闇の中で手探りしている人々に、さらには、暗闇の中を歩いていることに気づかず、自分の道が見えていると思いこんでいる人にでさえも、手を差し伸べるよう召されている。

信仰をもってこの新年を迎え、大宣教命令を果たす上での自分の役割を果たし続けなさい。あなたがたは、この地上におけるわたしの使者なのだ(2コリント5:20)。希望もなく、信仰も真理も光もない人々がとても多くいる。彼らがこの恵みの時代にわたしを見出すにはあなたの助けが必要なのだ。あなたはただで受けたものを与えるだろうか? あなたに与えられた機会を他の人にも与えてくれるだろうか? わたしはこの一人一人を優しい心で愛している。彼らへのわたしの愛と、彼らをあがないたいというわたしの切なる願いを、あなたは感じるだろうか? わたしの手となり口となって、真理と救いを伝えなさい。

わたしはあなたを選び、召した。そしてあなたを忠実な者にする。また、あなたを孤児として捨てたり、置き去りにして一人きりで苦闘させるようなことはしない。わたしはあなたと共にいる。そして、わたしの霊が、これからの一年に必要な油注ぎとすべてのものをあなたに与えるだろう。

未来を恐れる理由はない。わたしに信頼を置くなら、喜ぶ理由しかない。わたしのうちに安らぎ、わたしを信頼しなさい。あらゆる機会にわたしに目を向け、わたしに頼りなさい。疲れ、重荷を負い、大変すぎると感じ始めたら、わたしのもとに来て重荷を委ねなさい(マタイ11:28–29)。

あなたが直面することは何一つ、わたしにとって大きすぎることはない。わたしはいつだってあなたと共にいて、わたしの力はあなたの弱いところに完全にあらわれる(2コリント12:9)。わたしがあなたを永遠の故郷に迎える時が来たら、あなたはいつまでも喜び続けるだろう。

希望を抱いて新年を迎える

希望と愛と喜びに満ちた新しい年へようこそ。この先待ち受けているチャレンジに対して、あなたはそのための力がない、能力がないと考えているかもしれない。あなたはこの先必ず犯すであろう間違いを見ているかもしれないが、わたしはそのようなものには目もくれない。

わたしは、あなたの心と霊、そしてわたしへの深い愛を見る。あなたのために死ぬ価値はあった。自分は悪い人間すぎるからわたしには相応しくないと思わないでほしい。わたしから見放されたとは決して思ってはいけない。そんなことはありえないのだから。わたしはあなたを心から愛している。

わたしのもとに来て、あなたの思い煩いをすべてわたしに委ねなさい。祈りの翼でわたしのもとに来るとき、心に重くのしかかるあらゆる思い煩いを全て下ろすことができる。あなたが直面したあらゆる試練、あらゆる戦いを、わたしの手に置くといい。信仰によって、あなたは力を増して進み行くだろう。わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることはない(イザヤ40:31)。

新しい年を迎えるにあたり、あなたがわたしの貴い羊に手を差し伸べることに費やした過去数十年間に対して、わたしは感謝を捧げたい。あなたが大きな犠牲を払ったことは知っている。あなたは日々、命を捨ててきた。わたしとわたしの王国を第一に置くために、すべてを捨てた。自分の周りの世界を変えるため、福音を分かち合うために働いてきた。

手ずから選ばれている

あなたはわたしに選ばれ、呼び出され、探し出された。わたしによって手ずから選ばれたのだ。わたしは、あなたのあらゆる欠点、あらゆる失敗を知っている。しかし、あなたの忠実さと、わが霊を受け入れ、自分自身を通してわたしに働かせようという熱意をも知っている。だから、喜びと賛美を口にし、心に歌を浮かべ、確かな足取りで新しい年を迎えなさい。わたしが共にいること、あなたを愛していること、あなたを決して離れず、見捨てないことを常に覚えていなさい。あなたは永遠にわたしのものだ。

わたしはわが霊の賜物を与える。それは、あなたをわが光で輝かせるためであり、わたしが高く挙げられて、他の者たちがわたしと、わたしの救う力と、永遠の命を与えることとを知るようにするためだ。わたしはあなたに信仰の賜物を与えた。それは、わたしを信頼し、わたしの言葉の上に立って、「こう書いてある」と言う信仰だ。わたしは知恵の賜物を与えた。それは、あなたが長年にわたって獲得した知識を、賢く、優れた判断力で用いる能力だ。わたしは、迷えるわが子を探し出すために、霊を見分ける能力をも与えた。

わが霊の賜物は、わが栄光のため、わが目的のためだ。すべてのものは、光の父から下って来る。父には、変化とか回転の影とかいうものはない(ヤコブ1:17)。あなたの天の父は、その慈しみ、施し、愛と憐れみ、そしてあなたの世話において揺らぐことはない。あなたはわたしへの愛、証し、真理への情熱、他の人への気遣いに忠実であり続けなさい。たとえ世界がどんなに暗くなっても、あなたの光を明るく輝かせ続けなさい。わたしは、世の終わりまで、いつもあなたと共にいる。

世界を明るく照らす

わたしの子供たちは、その光を隠すことのできない、山の上にある町のように輝くよう召されている(マタイ5:14)。その町は輝くだろう。それはわたしが住む町であり、生ける石の町だからである。いつの日か、わが栄光と力とがその輝きをもって現されるとき、この世は畏敬の念で立ち尽くすだろう。

いつの日か、世界はわたしの栄光を見るだろう。そして、空はわたしの光と力で照らされる。新年に世界中の空を照らす人間の花火は、天国の花火の粗末な模造品だ。あなたのうちにあるわたしの光は、来るべき日々に輝き続けるだろう。わたしが強さと力を注ぎ出し続けて、再臨の時まで、この世界にわたしの顔を輝かせるからだ。

これによってあなたがたの心が励まされるように。あなたがたが人間の花火に驚嘆したとしても、わたしがわが子らを通してこの世に照らす栄光と光とは比べものにならない。人間がいかなる力を見せようとも、わが栄光と輝きに比べれば微々たるものだ。このような光のショーでは、光はきらきらと輝くが、それは一瞬のことで、やがて空中に消えてしまう。しかし、わが天の光と力は真実で、いつまでも続き、永遠である。

いつの日か、わたしは再臨の時に空を照らす。そして、全世界がわが力を見て畏敬の念を抱くだろう。あなたがわたしを愛しているので、わたしは、目がまだ見ず、耳がまだ聞かず、人の心に思い浮びもしなかったことを、あなたのために備えたのだ(1コリント2:9)。

これから起こることを喜びなさい。これからの一年で勝ち取るであろう勝利と、あなたが現すであろう信仰を喜びなさい。これは喜びの時であり、この新しい年に勇気をもって踏み出す時だ。今こそ、わたしがあなたがたのために用意した未来、つまりあなたがたを永遠に続く神の国にもっと近く引き寄せる未来へと踏み出す時なのだ。

初版は2000年1月 2023年1月に改訂・再版
朗読:ガブリエル・ガルシア・バルディビエソ 音楽:ジョン・リッスン

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