天国とはどんなところか?

6月 11, 2019

What Is Heaven Like?
June 11, 2019

引用文集

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私たちの魂が天国にしっかりと掴まれる時、それは母親の腕に抱きしめられて、突然に泣き止む子どものようになるでしょう。—ラビ・ザカライアス

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天国は、神の民がいつの日か暮らすようになる、実在の場所です。事実、天国には神と天使たちが暮らしています。ヨハネ14:1–3には、イエスが天国で私たちの住まいを用意して下さっているとすら書いてあります。天国では、神に救われた人々が、罪の呪いのない新たな体を持つようになります! 天国には目の不自由な人も、耳が聞こえない人も、足が不自由な人もいません。[1] …最も重要なことに、天国には神がおられ、神はあなたの友になりたがっておられます。あなたと共に住み、あなたのすべての涙を拭ってやりたいと望んでおられるのです。[2]著者不詳 [3]

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誰もが天国について知りたいと望み、誰もがそこに行きたいと望んでいます。最近の調査で、全アメリカ人のほぼ80パーセントが、天国と呼ばれる場所があると信じていることが判明しました。その統計は励ましです。それはこの懐疑的な時代にあっても、人の心の奥深くに、「もっと何かあるはずだ。現世の苦痛や苦しみ以外に、もっと何かが。地上で70年か80年生きること以上の何かが。生まれて、生きて、死に、地中に葬られる以外の何かがあるはずだ」と叫んでいる部分があることを、教えてくれるからです。

私たちは時折、人の心の中の「神の形をした空間」について話します。そこにはまた、「天国の形をした空間」もあると思います。すなわちそれは、自分たちが現世の人生にまさる何かのために造られたという感覚です。私たちは、どこかで永遠に生きるために造られました。文字通り天国のために造られたのです。…

聖書は私たちが知る必要のあるすべてのことを教えてくれます。そして天国についても、私たちが確実に知ることのできる、すべてのことを教えてくれていると思います。…

天国とはどんなところでしょう? 以下は聖書に書かれている天国についての7つの事実です。それは…

  1. 神がおられる場所。[4]
  2. 今日キリストがおられる場所。[5]
  3. クリスチャンが死後に行く場所。[6]
  4. 父なる神の家。[7]
  5. 神が設計し建てられた都。[8]
  6. より良い国。[9]
  7. 楽園(パラダイス)。[10]

ほとんどの人は、その通りが黄金で舗装され、その門が真珠でできており、壁が宝石でできている場所であると聞かされてきました。それらのイメージは黙示録21章から来ており、そこには聖書全体の中で最も長い天国の描写があります。そこに書かれていることが文字通り真実であると信じるかと聞かれたなら、答はYesでもあり、またNoでもあります。ええ、それらは文字通り真実ですが、いいえ、天国は私たちが想像するどのようなものとも異なっているでしょう。それよりずっと素晴らしい場所だからです!—ドナ・ジョーンズ [11]

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天国とは、場所です。ちょうどニューヨークやシカゴが場所であるように。—チャールズ・ファーガソン・ボール

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少年の頃、南カリフォルニアのディズニーランドで家族の休暇を過ごしました。そこへ車で向かう途中に、父はディズニーランドがどのような場所かを説明しようと試みましたが、いったんそこに到着すると、私は気づきました。人は自分で体験するまでは、ディズニーランドを本当に理解することなどできないのだと。

説明できないような体験というものがあるのです。

天国もそれと同じです。天国の聖なる神秘は、人の言葉ではうまく説明できません。けれども、神の言葉はそれがどんなところであるかについての洞察をいくらか与えてくれています。

私たちは天国で、他のすべての信者たちと再会します。[12]

私たちはここ地上でおこなった良い行いに対する報酬を受けます。寛大さや、良い人格や奉仕ゆえに。といっても、別に良い行いをしたから救われたわけではありません。私たちを天国まで連れて行くことができるのは、イエスの犠牲を通して注がれる、神の恵みだけなのです。[13]

私たちは、数々の責任を負うようになります。そして神に与えられた賜物や才能を生かして働き、それを大いに楽しむことでしょう。[14]

私たちは天国で、安息を見出します。想像もしなかったような安息を。もちろん、仕事もするでしょうが、私たちが天国でする仕事は重荷ではなく、安らぎに満ちた喜びとなるでしょう。[15]

私たちは天国で大いに喜びます。神と共にいることを楽しみ、互いと共にいることを楽しむでしょう。[16]

きっと誰もが、自分と一緒に家族や友人たちも、天国にいてほしいと望むことでしょう。…

あなたは誰のために祈るでしょうか。彼らがその心をイエスと福音のメッセージに対して開くよう、神が働きかけて下さると、信仰によって信じながら。—リック・ウォレン

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イエスは私たちに、天国の愛と、主を愛する人々がベールを通り抜けて行く場所のこととを、理解してほしいと望んでおられます。けれども、天国にも私たち救われている人々がここ地上で味わうような、喜びや愛や平安や満足感があるのですが、そこではそれらをさらに豊かに体験するようになるのです。

主は、ご自分の愛が全うされ、約束されていたことが成就するならどのようになるかを、私たちに理解してほしいと望んでおられます。天国は実在します。死は私たちが、今生きている人生から永遠の時へと移行する時に、通り抜ける扉に過ぎません!

「わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。しかしその時には、わたしが完全に知られているように、完全に知るであろう。」[17]

死という扉を通り抜けるなら、人は消滅し、いなくなり、もうおしまいであると言う人が大勢いますが、そうではありません! そこから新たな人生が始まり、ベールの向こう側でその人生を送るようになるのです。あなたはまだあなたであり、個人としての特徴は変わりません。その後も生き、成長し、学び続けるのです。あなたの霊は生き続けます。

「わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。」[18]

現世から天に召され、天国の入り口に連れてこられる時、私たちは現世の体や物質的な持ち物といった、現世に属するものを後に残して行きます。服を脱ぎ捨てるように、それらを捨て去ってしまうのです。しかし、本当の「私」や「あなた」である私たちの霊は、そのベールを通り過ぎて、永遠に生き続けます。私たちの経験や知識、そしてとりわけ、愛や思いやり深さや真理といった私たちが学んだ霊的な事柄は失われることがなく、永遠に渡って私たちに益をもたらしてくれます。ですから、問題は次のようなことです。「私たちは現世で学ぶべき教訓を学んで、それを生かすだろうか?」

ここ地上でどのような制約があろうと、私たちは神の素晴らしい愛の御国で、心と思いの平安や、霊の満足を感じるでしょう。そこでは恐れもなく、すべての必要が豊かに満たされるでしょう。そこで私たちは真の愛を見いだし、それが人生や心や思いや霊の空白を満たしてくれるのです。

イエスは天国への扉であられ、イエスを通ってその中に入るなら、この世界と来たるべき世界の両方において、これまで想像したどんなものよりも素晴らしい人生を送ることができます! イエスを受け入れたあなたは、その愛情深く胸躍らせ、素晴らしく充実感のある、平安に満ちた王国で、主と共にいつまでも生きるようになるでしょう。

主は御心の時に、私たちを天国に連れて行って下さいます。

「わたしの時はあなたのみ手にあります。」[19]

「これこそ神であり、世々かぎりなくわれらの神であって、とこしえにわれらを導かれるであろう。」[20]

私たちは最終的には、天国に行くでしょう! しかし、主がその時まで、私たちにしてほしいと望まれていることが沢山あります。なるべく大勢の人々を、一緒に天国に連れて行くことも含めて。—12の礎石より

2019年6月アンカーに掲載 朗読:ガブリエル・ガルシア・バルディビエソ
音楽:ジョン・リッスン


1 イザヤ 35:5–6; ピリピ 3:21.

2 黙示録 21:1–4.

3 http://www.bibleinfo.com/en/questions/where-is-heaven.

4 詩篇 33:13–14.

5 使徒 1:11.

6 ピリピ1:21–23.

7 ヨハネ 14:2.

8 ヘブル 11:10.

9 ヘブル 11:16.

10 ルカ 23:43.

11 https://www.biblestudytools.com/bible-study/topical-studies/what-is-heaven-like-11636670.html.

12 ヘブル 12:22–23.

13 ルカ 6:35.

14 ルカ 16:10–12.

15 ヘブル 4:9–11.

16 マタイ 25:21.

17 1 コリント 13:12.

18 ヨハネ 14:2–3.

19 詩篇 31:15a.

20 詩篇 48:14.

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